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0歳児の歯みがきどうしている?予防歯科のために元歯科助手が実際行っていること5つ


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「歯が生え始めたけど、どうやったら虫歯にならないのかな?」
「歯磨き嫌がる・・・。どうしよう。」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
ここでは、元歯科助手の私が、娘が0歳の時から行っている歯磨きのポイントを5つ紹介していきます。
これを読めば、大事なお子さんの可愛い歯をしっかり守ることができますよ。

 

 

0歳児の歯みがきどうしている?予防歯科のために行っていること5つ

0歳児からの歯みがきは歯科予防にとってとても大事なことです。一般的には、生後6ヶ月頃から乳歯が生え始めますが、言うことを聴かない0歳の歯を守るのは一苦労ですよね。でも、嫌がるからやらず子供に虫歯が多くなってしまうと、ネグレクトを疑われることもあります。
そうならないために、私がやっている5つの事をご紹介していきます。

 

①キス、同じ箸、スプーンを使わない

実は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。
キスや大人と同じ箸、スプーンを使ってしまうと、大人の口の中にある虫歯菌が赤ちゃんに移ってしまうのです。
人間の口の中には、ミュータント菌とラクトバチラス菌の2種類が存在します。ミュータント菌は『一生消えることのない虫歯菌』、ラクトバチラス菌は『口の清掃状況次第で無くすことができる菌』です。
そして、大人の口から移る菌は、“一生消えることのないミュータント菌”なのです。このミュータント菌が多ければ多いほど虫歯になりやすいと言うことです。そのため、私は歯磨き以前に、このミュータント菌を移さないことを心がけています。

歯医者で唾液検査(サリバテスト)を受けると自分の菌の多さが分かるので、一度やってみるのも良いでしょう。きっと自分の虫歯菌の多さに驚き、可愛いからと言ってむやみにキスできなくなりますよ。

 

②フッ素配合の歯磨きジョルを使って歯磨き

いくら虫歯菌を移さないようにしているとは言え、歯磨きも大事です。その歯磨きを更に意味のある物にするのが、フッ素です。
フッ素には、酸で溶けた歯を硬くし、更に溶けにくくする効果があります。
物を食べるとその食べ物の酸で、歯の表面のエナメル質が溶けてしまい、そこからカルシウムやリンが溶け出してしまうのです。そんな歯を再石灰化と言って、失われたエナメル質を唾液が補修してくれます。その再石灰化した歯を更に強くしてくれるのがフッ素なのです。
また、赤ちゃんの歯は大人に比べてとても柔らかいので、更に虫歯になりやすいと言えます。そのため、フッ素を使用し歯を強くする必要があるのです。

ただし、赤ちゃんにフッ素を使うときはフッ素濃度に注意してください。
2歳までは500ppm以下、6歳未満は1000ppm以下の物を選びましょう。

ちなみに、私が使っている歯磨きジョルはpigeonの『親子で乳歯ケア ジェル状歯みがき ほんのりいちご味』です。
これは生後6ヶ月から使えるので、歯が生えてきてすぐにでも使うことができます。また、研磨剤を使っていないので、大事な乳歯を傷つけることがありません。
1歳を過ぎてからは、歯医者でも販売しているLIONの『check-up』をおすすめします。実際に、歯医者で子供のフッ素をする際にもこのcheck-upを使用しているので、信頼性抜群です。

 

③歯磨き後30分は何も食べさせない

フッ素が歯に浸透させるために、歯みがき後30分はできるだけ水も与えないようにしています。
本当は1時間~2時間ほど飲食は避ける方が良いですが、赤ちゃんにそんなことは無理ですよね。

そのため、離乳食を食べ終え母乳を欲しがるようなら与えてから歯みがきし、その後最低30分は口に何も入らないようにしています。
でも、意固地になって水を欲しがっているのに与えないというようなことはしなくて大丈夫ですよ。その1回をしなければ必ず虫歯になると言うわけではありませんので、安心してください。

 

④自分で磨かせた後はしっかり仕上げ磨き

私は0歳の時から娘に歯ブラシを自分で持たせるようにし、私自身も目の前で歯みがきするようにしています。そうすると、少しずつ真似っこしようとして、歯ブラシを下の前歯に当てるようになりました。
自分でできるだけさせた後、褒めながら仕上げ磨きをすると上手に口を開けてくれたりします。あまり無理にやろうとすると、すごく嫌がり二度とやらせてくれなくなってしまう可能性があるので、無理強いはしない方が良いです。
毎日少しずつやって慣れさせていくのがバストでしょう。

 

⑤仕上げ磨きできなかったときは寝ている時に歯磨きジョルを付ける

仕上げ磨きをどうしても嫌がってさせてくれないとき、私は寝てから歯みがきジョルを付けています。
ガーゼを指に巻き、そこに歯みがきジョルを付け、爆睡しているのを確認してから、指で歯を軽く拭くように歯みがきします。
できることなら歯の唇皮だけではなく、裏側も歯みがきジョルが付着するように歯みがきできると良いです。
ただ、せっかく寝かしつけたのに起こしてしまう可能性があるので、様子をみてやってみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
① キス、同じ箸、スプーンを使わない
② フッ素配合の歯磨きジョルを使って歯磨き
③ 歯磨き後30分は何も食べさせない
④ 自分で磨かせた後はしっかり仕上げ磨き
⑤ 仕上げ磨きできなかったときは寝ている時に歯磨きジョルを付ける
少しでも0歳児の歯みがきに苦戦しているママ達の役に立てたら幸いです。