kojimalu blog

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【小4で片親になった私が伝える】離婚したことで与える、子供への影響!


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「離婚したら子供にどんな影響が出てしまうのだろう」
「離婚した後、子供に何をしてあげたらいいの?」
「そもそも子供のために離婚はするべきではないのかな・・・。」

そんな風に離婚を考えているあなたへ。

小学校4年生の頃に母の不倫で両親が離婚し、小学校2年生の弟と父子家庭で育った私が本音をお伝えします。

 

離婚したことで与える、子供への影響

 

離婚したことで子供にどんな影響があるかと心配しているでしょうが、悪い影響なんてありません。
少なからず寂しい思いをすることはありますが、だからといって人間不信になっていまったり、人格に問題が出たりすることはないです。
それどころか、私は両親が離婚したおかげで、人間として何倍も成長できたと思っています。


冒頭でも話したとおり、私の両親は私が9歳、弟が7歳の時に離婚しました。

離婚前当時は、父の実家に父、母、祖父、祖母、曾祖母、私、弟の7人で暮らしていました。
父は農家、母はフルタイムで仕事をする共働き夫婦で、弟は3年ほどの知能遅れに加え、心臓の持病を持っています。
曾祖母は介護はいりませんでしたが、かなりの歳で家にいることしかできません。
そんな家庭で母と祖母はそりが合わず、父はそれにあまり関与していない状況でした。

離婚の原因は母の不倫です。
同じ職場の若い妻子持ちとのダブル不倫。
仕舞いにはその人との間に子供ができたことを決め手になり、父も離婚を決意しました。

当時の私は離婚することに、安堵したことを覚えています。
それは、私が母のストレスの吐け口にされていたからです。
フルタイムで稼いできた仕事のストレス、家での祖母とのストレス、気遣ってくれない父へのストレス、持病持ちの弟への育児のプレッシャー。
全て私にぶつけていたのでしょう。
何回殴られたかわかりません。物も投げられましたし、鼻血を垂らしながら学校に行くこともありました。

でも、今思うのは母も限界だったのだろうなということです。
幼い頃の私はそこまで考えてあげることはできないので、「なんでわたしばっかり」とずっと思っていましたね。

今、こんな風に相手のことを考えられるようになったのは、離婚のおかげです。
親が離婚しなければ、相手のことをここまで深掘りして考えることはなかったでしょう。
人の感情を察知するのが早くなり、相手の思考を先読みし行動することができるようにもなりました。
そのおかげで、自衛隊の教育では主席の成績を取ることができ、歯科助手として仕事をしていた時は、患者さんに寄り添った治療のサポートができたのです。

また、親が離婚したことで、結婚に関して「私は絶対に離婚しない!」と考えを持つようになりました。
そのために旦那への態度や気持ちの伝え方、母を見ていたからこその義母との関わり方の工夫ができるようになっています。
おかげで、結婚3年目で子供も授かり、幸せいっぱいです。

両親が離婚していなければ、全てにおいてこんなに物事を考えることはできなかったでしょう。

子供は人生の全てを糧に成長します。
親が離婚したことも自分の経験にし、そこから学んでいくのです。
なので、悪い影響はありません。
寂しさを乗り越えて強くなります。
子供は思っているほど弱くないので、そんなに心配することはありませんよ。

 


親が子供にしてあげられること

 

『前向きに生きること』
先ほど悪い影響はないといいましたが、寂しい思いはします。
幼い子はなおさらです。
「周りはお母さんとお父さん二人いるのに・・・。」
と思うでしょう。
それの気持ちは理解してあげてください。
そして、その気持ちを分かち合ってあげてください。

しかし、後ろめたい気持ちにはならないで大丈夫です。
「どうして、うちだけパパはいないの?」
と、もし聞かれたら
「そうだよね。寂しいよね。ママも寂しいよ。でも、ママあなたを守るために頑張るからね」
と前向きに、共感しながらも笑顔で、自分も頑張っていることを優しく明るく伝えてください。
子供は幼いながらも、現状を理解する力があります。
むしろ大人より敏感です。
これは大人にもいえることですが、物事の伝え方、言い方一つで受け取る側の対応は変わってきます。
あなた自身が前向きでいることが大事ですよ。


『子供との時間を増やす』
寂しい思いは、新しい楽しい思い出で埋めてあげてください。

私の父も離婚後は、私たち兄弟を毎週休みのたびに映画や釣り堀、ボーリングなどの遊ぶに連れ回してくれました。
出かけられない今のご時世ですので、DVDを借りてお菓子を食べながら一緒にみるだけでもいいです。
一緒に遊んでくれた思い出はずっと残ります。
私は父のおかげで、寂しい思いそんなにしませんでした。

離婚したからこそ、子供と一緒にいる時間を大切にしてくださいね。

 


離婚が必ずしも悪いことではない

 

子供のことを思って離婚をしないという選択をすることは、素晴らしいことです。
子供のために自分が我慢するとという苦しい道を選ぶのは親として、人として尊敬します。

しかし、それであなたは幸せですか?
一度きりの人生楽しく生きることができますか?
自分を追い込みすぎていませんか?

そんな苦しんでいる親を子供は見たくありません。
私も父が苦しんでいるのをみるのは、幼くても心苦しかったです。
離婚することより、ギスギスした家庭環境の方が子供には悪影響を与えます。
離婚しないことが必ずしも良いというわけでありません。

親には親の人生があります。
苦しい状況なら、自分の幸せを一番に考えてもいいのではないでしょうか。

確かに子供は自分で生きる場所を選べません。
与えられた場所で生きるしかないです。
でも、その環境が子供の経験になり、成長につながります。

一番の理想は、両親がお互いのことを思いやり行動できれば、離婚なんて結果にはなりませんし、2人が子供のために同じ方向に向かって人生を共に歩むことです。
しかし、親も人間です。
完璧ではないですし、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうときもあります。

それは仕方のないことです。
無理はしないでください。子供もそれは望んでいません。
子供にとってあなたはたった1人です。
離婚しようがしまいが、世界でたった1人の存在です。
あなたの幸せが、子供の幸せにつながることもあります
離婚をすることが、必ずしも悪いことではないことを頭の片隅に入れておいてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの悩みが少しでも晴れることを祈っています。